ヘブライ人への手紙。ヘブライ2・9−11。

皆さん、わたしたちは、天使たちよりも、わずかの間、低い者とされたイエスが、死の苦しみのゆえに、栄光と栄誉の冠を授けられたのを見ています。神の恵みによって、すべての人のために死んでくださったのです。

 というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。事実、人を聖なる者となさる方も、聖なる者とされる人たちも、すべて一つの源から出ているのです。それで、イエスは彼らを兄弟と呼ぶことを恥とされないのです。